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第6回特別養護老人ホーム チネイザンボランティア活動報告

第六回特別ユゴ老人ホームチネイザンボランティア活動報告のタイトルです

ReoRian-銀座-Kankoです。


本日は、重度の知的障害をを抱える方々が生活する施設で行ったチネイザンのボランティア施術活動についてご報告いたします。

今回から、新しい取り組みとして、ボランティア施術者1名+施設スタッフ2名体制での運用がスタートしました。

これまでのように

「利用者さまを一人ずつお連れして→施術→お部屋にお連れする」

という一連の流れを施術者一人で行うには時間的なロスが多く、効率的とはいえませんでした。

しかし、今回の新体制によって、スムーズな導線が確保され、

なんと9名の利用者さま3名のスタッフさまにチネイザン施術を提供することができました。


知的障害のある方々にとっての“安心できるタッチ”を届けたい

訪問先の施設には、重度の障害を抱える方々が多く暮らしています。

施術前は、緊張や不安感から落ち着かない様子を見せる方もいました。

しかし、優しくゆっくりとしたタッチで行うチネイザンマッサージが始まると、

表情がゆるみ、途中で深く眠りに落ちる方も多く見受けられました。

とくに、寝付きにくいという方が静かに目を閉じて呼吸を整えていく様子には、毎回心を打たれます。
「触れる」という行為の持つ安心感や温かさを、あらためて実感する時間となりました。


利用者さまそれぞれの“こだわり”に寄り添う施術を目指して

今回が2巡目の訪問施術ということもあり、少しずつですが、各利用者さまの特性やこだわりが見えてきました。

たとえば…

  • 「昼間に横になるのは禁止」「横になったら電気を消さないといけない」という本人なりのルールを持つ方
  • 自傷行為に及ぶ可能性がある方
  • おしゃべりが止まらず、施術中も絶えずお話をされる方

こうした個別性にしっかりと対応しながら、安心安全な施術環境を整えてくださる施設スタッフの皆さまの支援力には、

毎回驚かされます。

本当にいつもありがたい限りです。


施術データと今後の活用について

今回の訪問施術では、以下のような記録が残りました:

  • 施術対象者:利用者さま9名、スタッフさま3名
  • 所要時間(移動・準備含む):約4時間
  • 施術後の変化:ほとんどの方が深くリラックスし、その場で睡眠に入る方も多数


次回の訪問は【8月5日】予定!さらに寄り添えるケアへ

次回のチネイザンボランティア訪問は、2025年8月5日を予定しています。

今回の反省点や学びを踏まえ、次回に向けて以下の取り組みを強化していく予定です。

  • 各利用者さまのこだわり・特性・注意点を把握し、より的確な対応ができるようにする
  • 施術開始前の緊張を和らげるための導入サポートや声かけの工夫をさらに充実させる

チネイザンは「内臓に触れることで、身体と心の深い部分にアプローチする施術」です。
目に見えない感情やトラウマ、緊張、不安にアプローチするからこそ、繊細な配慮が求められます。
これからも、利用者さま一人ひとりが“安心して心と身体をゆるめられる場”を提供できるよう、丁寧な活動を続けていきたいと思います。


最後に|“癒し”の現場から見えたチネイザンの可能性

今回のボランティア施術を通してあらためて感じたのは、

チネイザンが持つ「静かな癒しの力」です。


言葉で伝えることが難しい方にも、触れることで安心を届けることができる。
それは、まさに“タッチケア”の本質であり、チネイザンの大きな魅力でもあります。

今後もこの活動を通じて、「触れることの力」を社会に広げていけたらと思います。


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腸活・心活サロン ReoRian-銀座-

ReoRian-銀座-(れおり庵)は、東銀座駅から徒歩5分の「腸活・心活」に特化したプライベートサロンです。
かっさ・チネイザン・タイ古式マッサージなどの技術を組み合わせ、身体と心をトータルに整えるサポートをしています。
セルフケアワークショップや季節のイベントも定期的に開催中です。

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