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髄膜種とは何か──脳を包む膜に潜む静かな腫瘍

人の横顔のイラストに脳と脊髄が描かれており、脳を包む膜に潜む髄膜腫の存在を示す視覚的表現。

髄膜種(ずいまくしゅ)は、脳や脊髄を包む「髄膜」から発生する腫瘍で、脳腫瘍の中でも比較的頻度が高く、全体の約25%を占めるとされています。

その多くは良性で、進行も緩やかですが、腫瘍が大きくなることで脳を圧迫し、

さまざまな神経症状を引き起こす可能性があります。

髄膜の構造と腫瘍の発生部位

髄膜は「硬膜」「くも膜」「軟膜」の三層構造で脳を保護しています。

髄膜種は主にくも膜の細胞から発生し、脳そのものではなくその外側に位置する膜に腫瘍ができるため、初期段階では自覚症状が乏しいのが特徴です。

腫瘍は頭蓋内のさまざまな部位に発生しますが、特に円蓋部(頭頂部)、蝶形骨縁部(目の奥)、嗅窩部(前頭部の底)などに多く、発生部位によって症状が異なります。

50代〜70代の女性に多い理由

髄膜種は特に50代〜70代の女性に多く見られます。

これは女性ホルモン(特にエストロゲン)の影響が関与している可能性があるとされており、加齢に伴うホルモンバランスの変化が腫瘍の発生や増大に関係していると考えられています。

また、過去に頭部への放射線治療を受けたことがある方は、髄膜種の発症リスクが高まることも知られています。

髄膜種の症状──静かに進行する脳の圧迫

髄膜種はゆっくりと増大するため、初期には症状が現れないことが多いです。しかし、腫瘍が大きくなると脳や脳神経を圧迫し、以下のような症状が現れることがあります。

  • 持続的な頭痛(特に朝方に強い)
  • 手足の麻痺やしびれ
  • 視力低下や視野障害
  • 嗅覚の低下、性格の変化
  • けいれん発作や失語症

これらの症状は腫瘍の位置によって異なり、脳のどの機能が圧迫されているかによって現れ方が変わります。


頭蓋内圧亢進症状(腫瘍が大きくなった場合)

  • 頭痛(特に朝方)
  • 吐き気・嘔吐
  • 意識障害・認知症様症状

診断と治療法

髄膜種の診断にはMRIやCTなどの画像検査が用いられます。

無症状のまま脳ドックで偶然発見されるケースも増えており、腫瘍のサイズや増大傾向によっては経過観察が選択されることもあります。

治療法としては以下の選択肢があります:

  • 経過観察:小さくて無症状の場合
  • 外科的手術:腫瘍が脳を圧迫している場合や悪性の可能性がある場合
  • 放射線治療(ガンマナイフなど):手術が困難な部位や再発例に対して

ただし、腫瘍の位置や癒着の程度によっては、全摘出が難しいこともあり、術後の合併症(脳浮腫、けいれん、神経障害)にも注意が必要です。



髄膜種と感情の関係──内臓に宿るストレス

近年、身体と感情のつながりに注目が集まっています。

慢性的なストレスや感情の抑圧が神経系やホルモンバランスに影響を与え、結果として腫瘍の形成に関与している可能性も指摘されています。

特に髄膜種のようにホルモンや神経系と関係が深い疾患では、感情の滞りや内臓の緊張が無視できない要素となります。


またスマホの電磁波や身のまわりの化学物質が、髄膜腫と関係あるかも?という研究はありますが、まだはっきりしたことはわかっていません。

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下記ブログもぜひチェックしてください。

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さいごに

私たちの身体に現れる不調や病は、ただの症状ではなく、心や生き方に対する静かな問いかけなのかもしれません。

何か無理をしていないか。周囲を優先しすぎて、自分を後回しにしていないか。

今、意識のベクトルは自分の内側に向いているだろうか――そんな問いを、身体は私たちに投げかけているのかもしれません。



その問いに、私たちはどう応えていくのか――それが、これからの生き方を形づくる鍵になるのだと思います。

本当の癒しと健康のために一歩踏み出してみませんか。


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