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自信が持てない女性へ──インナーチャイルドと自己肯定感を癒す方法

「インナーチャイルド」という見出しと「自分を認めるための癒し方 & ワーク」というサブタイトルが書かれたアイキャッチ画像。右側には、母親が小さな子ども(内なる子ども)をやさしく抱きしめている温かいイラストが描かれており、安心感と癒しを表現している。

自己肯定感が低い女性に多い「小さな私」との向き合い方と癒しのワーク

はじめに

「自分に自信が持てない」

「人間関係で気を使いすぎて疲れてしまう」

「誰かに嫌われるのが怖くて、本音が言えない」

そんな悩みを抱えている女性は少なくありません。

その背景には、インナーチャイルドという心の存在が関係していることがあります。

この記事では、インナーチャイルドとは何か、女性に多い傾向、自己肯定感との関係、

そして癒すための具体的なワークまでを丁寧に解説します。

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは、幼少期の記憶や感情が、今の自分の中に残っている「内なる子ども」のことです。 子どもの頃に感じた寂しさ、怖さ、我慢した気持ちが癒されないまま残っていると、大人になってからも似たような感情が繰り返されることがあります。

たとえば、

  • 些細なことで傷つきやすい
  • 人の顔色ばかり気にしてしまう
  • 自分の気持ちを後回しにしてしまう

こうした行動の裏には、「もっと愛されたかった」「安心したかった」というインナーチャイルドの声が隠れているのです。

傷ついたインナーチャイルドが引き起こす問題

インナーチャイルドが傷ついていると、日常の中でさまざまな問題が起こります。

それは性格や癖のように見えるかもしれませんが、実は心の奥にある未解決の感情が原因になっていることも。

よくある例としては:

  • 自己否定感が強くなる
  • 人間関係で距離を取りすぎる
  • 完璧主義になり、失敗を極端に恐れる
  • 感情を抑え込みすぎる
  • 他人の期待に応えようとしすぎて、自分を犠牲にしてしまう

これらはすべて、「ありのままの自分が受け入れられなかった」という体験が影響している可能性があります。

女性に多いインナーチャイルドの傾向

特に女性は、幼い頃から「いい子でいなさい」「我慢しなさい」と言われることが多く、感情を抑える癖がつきやすい傾向があります。 その結果、大人になっても「自分の気持ちを言ってはいけない」「誰かに嫌われるのが怖い」と感じてしまうことがあります。

たとえば:

  • 人に嫌われるのが怖くて、本音が言えない
  • 誰かに認められないと、自分の価値がわからなくなる
  • 「ちゃんとしなきゃ」が口癖になっている
  • 感情を出すことに抵抗がある

こうした傾向は、インナーチャイルドが「もっと自由に感情を出したかった」「もっと安心したかった」と感じていた証でもあります。

インナーチャイルドと自己肯定感の関係

自己肯定感とは、「私は私でいい」と思える感覚のこと。

誰かに認められなくても、自分の存在に価値を感じられる力です。

しかし、インナーチャイルドが傷ついていると、自己肯定感は育ちにくくなります。

「私はそのままではダメなんだ」「もっと頑張らないと愛されない」といった思い込みが、無意識のうちに自分を否定するクセとなってしまうのです。

その結果、

  • 褒められても素直に受け取れない
  • 自分の意見を言うのが怖い
  • 人と比べて落ち込んでしまう

といった悩みが生まれます。

インナーチャイルドとの付き合い方

インナーチャイルドは、無理に消そうとするものではありません。 むしろ、優しく寄り添い、理解してあげることが大切です。

1. 気づく

まずは、自分の中に「小さな私」がいることを認めること。

不安や怒りが湧いたとき、「これはどこから来ているんだろう?」と問いかけてみましょう。

2. 聞いてあげる

心の中の幼い自分に、優しく語りかけてみてください。

「怖かったね」「よく頑張ったね」と、否定せずに受け入れる言葉をかけてあげましょう。

3. 安心させる

今のあなたが、インナーチャイルドにとっての“安全な大人”になること。

「もう大丈夫だよ」「今は安心していいよ」と伝えることで、少しずつ心が落ち着いていきます。

インナーチャイルドを癒す具体的なワーク

ここでは、インナーチャイルドを癒すための心理的ワークを紹介します。 毎日少しずつ取り組むことで、自己肯定感の回復にもつながります。

1. 感情日記を書く

その日に感じた感情を、否定せずに書き出します。

「今日、悲しかった」「誰かに無視されて不安だった」など、素直な気持ちを言葉にすることで、自分の感情に気づく力が育ちます。

2. 幼少期の写真を見ながら声をかける

子どもの頃の自分の写真を見て、「あなたはそのままでよかったんだよ」「今はもう安心していいよ」と語りかけてみましょう。

視覚的なアプローチは、心に深く届きやすく、癒しの効果が高まります。

3. 自分への手紙を書く

「小さな私」へ向けて手紙を書くことで、過去の感情を整理し、今の自分がその存在を受け入れていることを伝えることができます。

書いた手紙は、読み返すことで自己理解が深まります。

4. 安心できる習慣をつくる

毎朝の深呼吸、夜のアロマ、好きな音楽を聴く時間など、自分が安心できる習慣を意識的に取り入れることで、インナーチャイルドが「守られている」と感じやすくなります。

おわりに

インナーチャイルドは、誰の中にも存在するもの。

それは弱さではなく、あなたがずっと頑張ってきた証です。

「私って、なんでこんなに自信がないんだろう」 そう感じたときこそ、自分の中の“小さな私”に耳を傾けてみてください。

あなたの存在には、理由なんていらない。 ただそこにいるだけで、価値がある。

そのことに気づいたとき、人生は静かに、でも確かに変わり始めます。

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